2024/04/12

 仕事を辞めた。苦しくてついていけなかった。前職とは違う理由で。ビビリすぎていたんだと思う。いいところだったと思うけど、戻りたくはない。

 

 母と姉は韓国にいる。いいなあ。アウトレットで今イケてるブランドのキャップを買ってきてくれる。電話がかけられていたが出られず、風呂から上がって通知に気が付いて画面を見ると、ユッケキンパの写真が自慢として送られてきていた。いいなあ。

 

 家族と電話している時、スピーカー、苦しい、うまくいかないと言ったら頑張れ、勝たんでいいぞと言われた。深いね〜お父さんが言うと、と母と姉が言っていた。

 

 今日は性格診断のテストを受けた。たまにこの質問にこう答えない人いるんだろうか、というものがある。突然泣きたくなる?とか。就職のために受けるテストでこの質問にはい!と答える人、いる?

 

 吉田修一のミス・サンシャインを読んだ。文字がかける、かっこいい服を着た人になりたい。

2024/03/16

 嫌なことから逃げる手段として本を読むのが好きだった。塾と部活。ゲームは夢中で好きだった。ポケモン。かっこよくてかわいい、たった6匹のパートナー。

 

 今は何にも好きじゃない。かっこよくかわいい服も好きじゃない。好きじゃないのは嘘だけど、みんなに今推しがいるように、無理矢理なところはあっただろうなあ。

 

 目が痛い。視力が落ちた。気がついたら目を擦っている。頭が重い。今朝は軽く筋トレもして、体が疲れるようにしたのに。夕寝をしたのがいけなかった。

 

 凪のお暇を見た。凪、本当にかっこいい。もう5.6回は見たかな。今は逃げるは恥だが役に立つを見て。等身大の人たちがコミカルにドラマを起こしていて、いいな。

 

 眠くなく、お腹も空いていなくて、やることがないのが苦しい。お腹が空いていないから、料理をして気を紛らわすこともできない。こんにゃくだけ、朝に炒めた豚肉と玉ねぎの炒め物のあまりの油で醤油炒めにした。会社の取引先からもらってきたビールを飲んで、こんにゃくをつまんで、またすぐ頭が痛くなるだろうかと心配になる。

 

 添い寝をして、ハグをして、寝る相手が欲しい。寂しいんだと思う。

 

 何か生活を変えたい。でも、でも、でも、ずーっとでもが出てきて、選択肢が手に取れない。でもこのままは嫌。

 

 今日は晴れた暖かい日だから、新宿御苑に行けばよかった。今は夜。

 

どうにかなるんじゃね、の精神、自分にあるんだかないんだか。理想像が高すぎるのか。ネガティブな自分を変えたいし、変わらなければ自分が辛いままだ。

 

 自分が本当になりたいものを聞かれて、黙った。わからない。あとやりたいこと。わからない。改めて考えて、何もやりたくない。そういうことじゃないんだけど、自分の中ではそういうことで、でもそれじゃダメなんですよね。正解が欲しい。誰か、何か、責任を背負うものがあれば違うのかな。

 

 黒縁のある写真はフォトグラファーがなんの加工もしていませんよ、の自慢にもなるらしい。構図の美しさの。そういうの、面白い。本屋って楽しい。入るだけで頭が良くなった気がする。立ち読みして出る。16:00。

 

2024/03/02から03にかけて

 銭湯に行った。1時間いた。お湯は最高! ミルク風呂にず〜っといた2人組がなんとなくマルチっぽい会話をしていた。とりあえず上下関係はありそう。風呂でそういう話するんだ、ちんこ見えただらしない体したおっさんから偉そうな話聞いても幻滅しないのかな。

 

 着替えながら周りを見る。もう少し掃除してほしい。特に洗面台。髪の毛が散らばっていて気持ち悪かった。

 

 まっ黄色のSUBU、中学の部活ではいてたつんつるてんの白ジャージ、チェックのパジャマにユニクロのフリースジップパーカ。手には下着の入ったビニール袋。自転島に乗る。西友の駐輪場にチャリを停め、友達から待ち合わせ場所に着いたと連絡が来たのを確認し、急いでホームへ向かう。西友の中を通り抜ける。意外にもスーパーには人がいる。土曜の飲み終わり、ちょっとなんか買いたい、そういう人が多いんだろうな。わかる!

 

 改札前に2人がいた。手を振ってくれる。振り返す。すごい格好だね(意訳)と言われた後、ドンキでチョコとお酒を買ってまねきねこへ。ジャックダニエル×コーラは意外と7%、ほろよいエナジードリンク味、これはジュース。

 

 中ではずーっと仕事と恋愛と高校時代の部活の話をしていた。自分がしつこくいろんなことを聞いた。嫌われたかもしれない。でも答えてくれた。大人だなーと思う。家族が大事、という話を聞いて、また大人だなーと思った。

 

 その人のことを知らないと仲良くなれないと思う。けど、それを聞いていい線にまで、ほどよいスピード感で行くことができなくて、ちょいちょい飛び越えて距離を詰めてしまう。もしくは離れすぎる。今回は前者。

 

 自分のことは何も話さず卑怯だったかも。高校時代の自分だったら絶対にやらなかっただろうな。

 

 カラオケでは宇多田ヒカルハイロウズシャ乱Qジュディマリあたりを歌った。最後の「歩いて帰ろう」の斉藤和義、本当にかっこよかった。ミュージシャンか煽りを入れてるの、カッケー!!! その後「電車乗って帰ろ」と1人が言ってたのもよかった。歩いて帰るには疲れすぎたよね。私はこのときが眠さのピーク。

 

 帰り着いたのが5時半くらい? 9時にアラームをかけて、ほんの少しYouTubeを見てすぐに寝た。

2024/02/25

 今日は寒い。風が強い。雨も降っている。傘が持っていかれる。真向かいに指す。荻窪でいつものピザをテイクアウトする。たらふくピザを食べて満足したあと、高円寺の古着屋2件と雑貨屋に。そのあとは荻窪の古道具屋。西荻窪でスーパーに寄り、帰る。そして今これを書いている。

 

 今日の古着屋は当たりだった。メガネ、買えばよかったかなあ。ハンドメイド、テンプルは木製、フレームは結構派手なベッコウ調?の緑っぽいカラー。税込1万ちょい。

もう1件はいかにも高円寺らしい雰囲気と店構えの有名店。意外にも店員さんが優しかった。ダナキャランのオールレザーシャツ。メイドインチャイナ。

雑貨屋では綺麗な黄緑の箸に惹かれたけど、持ってみるとひんやりして少し長い。菜箸に使うのも違う気がして棚に戻す。

 

 結局何も買わなかった。

 

 昨日は友達と会った。池袋東口中央、横断歩道をまっすぐ渡って喫茶店を通り過ぎた中華、開楽。餃子とアサヒ中瓶。マルエフとドライ、どっちがいいか聞かれて、マルエフがどんなものなのかわからずドライにした。値段が上がった気がする。

 

 1人が寂しい、先週は仕事を頑張った、ジムに行けなかった、マッチングアプリでどんな人と会った、忙しいと食欲がなくなるか増すか、大阪に行きたい、でも大阪でやることってよく分からない、ロチューはみんな経験したことがあるのか、友達のおつかいをやってあげた、などの話。

 

 珍しく2件目、3件目も行きたいと思っていたけれど相手が大きな荷物を持っていて誘えなかった。

1人で帰って、一度寄ってみたかった定食を出すバーに行ってみた。

 

 一見なのに1人で入る。常連らしき3人とマスターの視線。挨拶もせずに席に座る。扉が開いたままだった。常連の1人が閉めてくれる。

 

 この時点で失敗だった。

 

 ふんわりとたわいもない話を少しだけして、定食を急いで食べ終えて、ビール一杯だけ飲んで逃げるように帰った。2900円。どんな悪口を言われているんだろうと考えながら駅まで歩く。やっぱり人と一緒じゃないと知らない店には入らない方がいい。身の丈のコミュニケーション能力と見合ってないことを、ちょっと酔った勢いでやって失敗した。でもそのまま帰るのもなんか寂しかったので、まあしょうがないということにして家に帰る。

 

 寝落ちて26時に目が覚める。YouTubeを見て風呂に入った。28時に寝る。

 

 それから今日が始まった。ピザを食べたいけど、雨が降っている。悩みながらこの前買ったコーヒーと、ちょっといい紅茶をたっぷり入れる。

 

 

2022/08/13

 好きになるものを選ぶことは難しい。好きになるのって直感じゃん、という人のことを全く信じられない。こういう私の考えは今の時代っぽくないと思う。

 私は好きなものや人が本当に私の構成要素となると感じていた時もあったから、その名残で何を好きでいて何を嫌いでいるか、その理由を考えずにはいられない。何を見せるべきで何を見せないべきかっていうのと同じかもしれない。

 好きなものを好きと言えるかどうかが、属性や立場によって決められていることは気持ち悪いけど、じゃあ私が所属する場所や人種や国籍や見た目、知能、その他もろもろ、それは私の可能性を阻む格子とも言える、けどその鉄格子が全部外されたら私は私でなくなる気しかしない。私はあくまでこの場所でだけ今の私になれるんであって、ここじゃないどこかではまた違う私になるとしか思えない。有吉も、日本じゃなくて例えばアフリカのどこか?で突然芸人やれと言われても面白くできないと言っていたし、そういうのと同じだと思う。私に核なんてなくて、どこまで掘っても柔らかいゼリーみたいな、そういうのが私だと思う。これって過度に自分を客観視しているだけなのだろうか。

 0から自分を自分で形作ることはできないと思う。今こうありたい私を阻害/許容する属性、みたいなものに対してどう反応するか、が結局私の素になっていて、本当になんの他者の視線もないままに今の私が出来上がるはずない。だから理由なく好きになるものなんてほとんどないのだと感じる。

 だからこそ、好きなものを本心からなんのためらいもなく好きと言える人が本気で羨ましい。そういう感情を得ることが1番楽しそうに見える。

 

 実際は私自身は0ではなく、自分で思ったよりたくさんの自我があるんだろうな。何か意見を持つとき、大抵は真ん中が正しいことが多そうだ。中庸ってよく言ったもんだ。

 

 あいつ塾ではすげー元気なのに学校だとずっと寝たふりしてんだぜ、みたいなやつ、私はそのタイプだったし1つの場所で自分がいていいと思えても他の3つくらいの場所では居場所がなくなるタイプだった。その3つでは1人でずっと黙ってる自分のことを知られたくなかった。今は私がいる場所を私自身で選べるから、やっぱり大人は得だ。得だし楽だ。高校生が主人公の漫画を読んで、また戻りたいなあと思うけど、ノスタルジーなんだろうなと思う。

 

 ウテナをだいぶ前に見終わった。最終回、心の底から感動した!本当に良いアニメだった!ウテナもアンシーもかっこよかった!

 王子様お姫様幻想をぶち壊したのが本当にかっこよかった。ウテナはアンシーを救えなかったし、学園ではあっという間に忘れられていくけど、アンシーの中に残ったウテナは世界を革命していて、かっこよかった。どうにもならない夢を抱いてそのまま死んだように生きる王子様の残骸を背にして去っていくアンシーもかっこよかった。全てを救うなんてそんなことができる、かっこよくて完璧な王子様はいない、でも自分を救ってくれようとする友達はいる、ということが救いになるなと思う。現実を変えるのは自分自身しかいないということ、それでも助けてあげたいと思ってくれる他人がいること、それを言えるのはかっこいいと思う。いつか一緒に輝いて、というタイトルが本当に好きだ。いつか一緒に輝いて...

 

  大学の教授が、学生運動を盛んにやっていたことを自慢げに言う人で、それが本当に苦手だったんだけど、あと先生が笑いながら自慢してた時にゼミ同期が普通に笑っていたのも信じられなかったんだけど、笑えなかった理由は、革命という言葉に対して憧れといっしょにアレルギーも持っていたからだと思う。未だにこの世の中に必要なのは革命だよみたいなことを言っていて、あなたの言ってることは一度敗れた夢物語なんではないですか?反省もせずにいろんなことを批判してるんですか?よりにもよって哲学を盾にしているんですか?新しいやり方を試そうみたいな気持ちはもうないんですか?学者のくせに?みたいな気持ちになりますます先生が嫌いになった。それに、その先生は今の若者には怒りが足りないみたいなことをある時言っていて、そういう若者を作ったのはお前たちじゃないのかとも思った。そういう流れがあって、幾原監督が次に作った作品がピングドラムで、監督の作品を好きになって、本当によかった!と心の底から思う。いろんな人の感想を見て聞いて腑に落ちた。

 大学で好きになれた先生は1人だけで、その分好きな先生が多かった高校時代との落差が大きかったな。その人は今何をしてるんだろう。体を悪くされていたから、健康に過ごしていて欲しいなと思う。

 さらざんまいがU-NEXTで見れなくなっていた。どこかで見なきゃいけない。

2022/07/03

 今日見た良いものは、ピンクのチュチュを着た小さな女の子とお母さん。電車で隣り合ったおじさんが無意識に作っていた指のハート。クレージュの宣材写真の中で、モデルが気だるげに座っている姿。

 

 私が考えることを好きな理由は考えている時こそ周りの世界が消えるからだと分かった。私は考えている時文字を浮かべてそれを読み上げて理解している気がしていたけど、実際はそうじゃなくて、日本語自体がふわふわ浮いている感覚で、読むのではなくただ頭の中にあるだけで、その間私は私の頭蓋骨や胸、足、目、髪の毛なんかを離れて脳みそそのものになりただ周りと同化する。だから考えるのが好きなんだと思う。自分がいなくなるとは白昼夢みたいなものなんだろうと思う。よくボーッとしてると言われるけど、なんでかというと自分自身を消すのが好きなのかもしれない。考えてる時こそ自分を消せる。この状態がとても好きだ。

 

 暗い部屋の中でずっと携帯を見て目が痛い、を久しぶりに今やっていて、目が痛い。嫌だ。気持ち悪いし明日もずっとパソコンを見続けないきゃいけない。このクソ暑い中外を歩き回ってヘコヘコするよりかはマシだけど、目が痛くなるのは本当に嫌だ。本当に誰にも会いたくない。

 

 1人でいるのが嫌で誰かに声をかけて実際に会うとなると途端に嫌になって断る。自分の中でパターンになっていてヤバい。人のことをちゃんと人として見てないからそんなことできてしまうのだと思う。変な時間に呼び出しても来てくれて、楽しく話せて、そのあと謝ったら許してくれる、そういうことができる友達が欲しい。なんの努力も無しで欲しい。

 

 明るい色のTシャツを着て暑くない街を歩きたい。

 ロスアパのTシャツが思った色じゃなくて少し落ち込んだけど着てみたら首が詰まっていて格好良くて嬉しかった。特に紫は色も濃くマイベストで格好いい。今度は赤と黄色と茶色を買い足す予定で、7月4日の楽天ラソンセールを待っている。他に悩んでいるものは、セールで30%オフのトーガのイヤーカフとセットアップ、犬猫鳥魚が図鑑風にプリントされたTシャツ4種類、小型財布の緑と水色、エルメスの香水、ジュスティーヌクランケの小さなブレスレット。楽天にはなんでも揃っておりリアル店舗より大抵安くおそらくドラえもんの四次元ポケットもとい未来デパート(確かそんな名前だった気がする)よりすごい。素晴らしい。でも多分ほとんど買わない。親が全然ポイントを使ってない、そもそも知らないことを知って、少しだけ自分が惨め。

 最近引っ越した街のスーパーには自動レジがたくさん並んでいて、母が自動レジを苦手そうに相手していた光景を思い出してなんだか嫌な気分になる。子供に助けてもらうのって嫌な親は多いだろうし、わたしはそういうの失敗しがちだから、あと自分が間違えると恥ずかしいし、黙って見てた。なんとなくこうするんじゃない?くらいほんの少し口出しながら見てた。今思うともう少し上手くやれたと思う。

 

 春になった頃、具体的には4月から5月にかけて、仕事を辞めて有給をゴールデンウィークとつなげて久しぶりにたくさんの休みが取れた頃、余裕もあったのか「春はスピッツの季節だ!」などと思いながら電車でスピッツを聞いていた。そういうお洒落な自分のことが好きでたまらなかった。今でもそういう自分は好きだ。でも今は全然そういうことができない。暑いと全部無になる。ただお気に入りの音楽を繰り返し聞いている。でもそれもおしゃれだな〜と思うようにしている。おしゃれな自分のことは好きなんだと思う。

 

 髪を切るたびにカッパか茄子のようになる。つまり頭の横っ側の髪が飛び跳ねてカッパの皿のように見えるか、トップの部分にボリュームを残しすぎて茄子のヘタの部分のよう盛り上がってしまう。こうなることはわかっているのに、写真を見せて、適当に刈り上げてくださいとお願いして、あんまり注文つけるのも自分をじっくり見るのも嫌だから、後ろから鏡を当てられてからいかがですか?の3秒以内には大丈夫です、と答えて家に帰って鏡をちゃんと見て、がっくりする。なぜか髪を切る前の私は異常にポジティブであり、格好良くなれると確信している。なんでこの時だけ普段と違ってポジティブなのか。次こそ満足のいく髪型になって床屋を出たい。

 UNIQLO UのベージュのTシャツにコスのぶかっとした短パンを穿いたカッパ頭がこのブログを書き終わったらInstagramでみんなに見て欲しいと頼み、お風呂に入って中身の全く入ってこないコナンをダラ見しながら少し早めのアラームをかけて、水色のシーツとボーダーのタオルケットに包まれながら眠り、2022年7月3日は終わる予定である。

かっこいいへの執着を持て

 優しすぎて他人に興味がない人のことが嫌いだ。自分に興味を持ってくれない人のことは基本的に嫌いだ。注目されるとその場から消えてなくなりたくなるのに誰にも見てもらえないと泣きたくなる。

 なんでも卒なくこなして交友関係もしっかりあって、でもそれって他人のことどうでもいいって思ってるからできることだよなと考えている。そんなもの私の「俺を見てくれ!」という誰にとってもどうでもいい叫びと同じなんだろうか。

 

 他人に自分と同じになって欲しいという傲慢さは消えなくて、そういう自分の気持ち悪さをこの前友達にぶちまけた。気持ちよかった。家族ではない友達という一線引いた関係の相手に全部吐き出すのはオナニーと同じだった。あんまり親身になりすぎず聞いてくれる相手、話は聞きつつ相槌だけ打ってくれる時間がとても良かった。誰にも分かってもらえないと言いながら友達がいると思っている私は本当に傲慢だと思うけど、でもどうせ死ぬ時は1人だし、、、みたいな感覚は確実に今の私にはある。そもそも望んで生まれてきたわけではないもの。

 

 輪るピングドラムのアニメをU-NEXTで観て、映画も池袋へ観に行った。このタイミングで、この凄いエネルギーを持つ作品を知ることができて嬉しい。

 生存戦略として運命に反抗する子供達が出てくるアニメ。「ピングドラムを探せ」という謎の命令を下す突然生き返った妹、の命を救うために健気に行動する2人の兄、がかっこいい。宮沢賢治を私は読んだことがなくて全然分からない暗喩や引用もたくさんあるけれど、それが引き込まれるというか、分からないことがあるって(余裕がある時は)楽しい!という気持ちになる。

 

 一度見ることを諦めた少女革命ウテナも見直していて、なんか凄いんだろうなこのアニメと思いながら見ている。オープニングとエンディングがかっこよくて好きだ。2人の少女がくるくる薔薇の中で回る。早く世界を革命して欲しい。

 

 これからも自分がかっこいいと思うものを好きでありたいと思う。かっこいいは自分だけで定められないからこそ、かっこいいものを追い求める限り、私は社会的な人間でいることができると思う。